しっかりとしていて丁度良い弾力の肉質と、噛めば噛むほど口の中にひろがる濃厚な鶏の旨味。
その品質の高さは福島県内だけでなく首都圏からも認知され、ミシュランガイドに掲載されているフレンチやイタリアンレストランからも食材として採用されるなど、全国の一流レストランからも高い評価を受けています。
そんな福島を代表する地鶏である「川俣シャモ」をご紹介します。
しっかりとした肉質とあふれる旨味
川俣シャモの特徴は、なんといってもその肉質と旨味。
皮にも肉にも臭みが全くなく、一口食べた瞬間に感じる柔らかいのにちょうど良い歯応えと、噛んだ瞬間に肉の繊維の間からジュワ~っと口の中にひろがる地鶏の濃厚な旨味。
噛めば噛むほど旨味が滲み出てくるので、呑み込むのがもったいないと思えるほど口の中でしっかりと味わっていただけます。
味はとてもコク深く濃厚、それなのに脂っこくなく後味はさっぱりとしているため、ひとくち食べたらもうひとくち…。と、ついつい箸が伸びてしまいます。
飼育のこだわり
川俣シャモは阿武隈山地の自然豊かな土地のゆとりある平飼開放鶏舎で、自由に運動が出来る広い場所でのびのびと育てられています。
日本農林規格では『鶏が自由に運動できる平飼いで1㎡あたり10羽以下で飼育されたもので、飼育期間は75日以上』が地鶏の飼育規定とされていますが、川俣シャモは平飼いで1㎡あたり3~4羽の密度で育てるため、鶏のストレスを減らすことができ良質な肉質となります。
また、飼育期間も110~114日と長くすることで鶏にしっかりとした旨味が出ます。
15年にも及ぶ「川俣シャモ」の研究開発
「川俣町にお越しになるお客様へ、田舎ならではの最高の食材で心と身体を養っていただきたい」
「最大級のおもてなしをしたい」
という気持ちから、1983年、川俣町で本格的に食肉用のシャモの研究がはじまりました。
さまざまな試行錯誤の末、純系のシャモ「赤笹」に肉専用種のレッドコーニッシュと掛け合わせ、そこから生まれた鶏に「ロード・アイランド・レッド」を掛け合わるという三元交配に辿り着きました。
そして研究開始から実に15年後の1998年、ようやく現在の「川俣シャモ」が誕生しました。
その後は、川俣シャモを利用した商品開発、販路開拓など地道な努力を重ね、
「第2回ふくしま経済・産業・ものづくり賞 特別賞」受賞。
福島県選りすぐりの産品であることの認証「福島県ブランド認証産品(鶏肉の部)」を受けました。
2020年にも、農産物の安全性などを管理するGAPの国内認証「JGAP」を、肉用鶏の団体認証として全国で初めて取得するなど「川俣シャモ」ブランドを確立した今でも、さらなる川俣シャモの品質向上に取り組んでいます。
川俣シャモ商品について
川俣シャモのくんせい
創業当時からつくっているこだわりの燻製品。
1羽丸ごと、半身、手羽先、手羽元等特製の調味液に漬け込み4日間熟成させ、ボイルしたのち桜のチップで燻します。旨みが凝縮され、桜のチップによる燻製の香ばしさも加わって絶品です。
美味しいだけでなく日持ちも良く、贈り物としても人気があります。
そのままでも美味しいですが、温めるとさらに美味しくなります。
川俣シャモ鍋
川俣シャモ肉のスライス、川俣シャモの肉だんご、うどん、川俣シャモ鍋専用スープがセットになったお手軽鍋セット。
鍋を楽しんだ後には、川俣シャモの旨味がたっぷりのスープにコシのあるうどんを入れて、もう一度お楽しみいただけます。
川俣シャモすき焼きセット
近畿大学との共同開発で生まれた 川俣シャモ すき焼きセットです。
ムネ・モモ肉・手羽肉・砂肝・皮といった様々な部位が味わえます。
特製の割下付き。鍋を楽しんだ後には、うどんすき、おじや、親子丼などもオススメです。
簡単便利なレトルト商品
手軽に川俣シャモの旨さを楽しめる、レトルトカレーや炊き込みご飯の素など、
川俣シャモの旨味がギュッと詰まった逸品がお手軽に楽しめます。
お中元・お歳暮など贈り物にも最適です。
さわやかトマトカレーは、
第8回 ふくしま特産品コンクールで「ふくしま特選品優秀賞」受賞、ふくしまおいしい大賞 2012 惣菜部門 でも大賞を受賞しています。
普段食べている鶏肉とは別物の味
はじめて食べた時に「こんなに歯応えも味も違うものか」と驚き、川俣シャモの『しっかりとした歯応えとその濃厚な鶏の旨み』のトリコになりました。
おやつやお酒のおつまみにもピッタリな『くんせい』や、濃厚な川俣シャモのスープも楽しめる『シャモ鍋』など当サイトでも販売しています。
福島が誇るブランド地鶏「川俣シャモ」ぜひお試しください。